臭気判定士(臭気測定業務従事者)は、臭気指数の(嗅覚による)測定に関する試料採取から測定までを管理するための資格です。
臭気判定士の資格を得るには、年1回行われる国家試験に合格し、かつ嗅覚検査に合格しなければなりません。最近では国家試験の合格率も30%を切る取得が難しい資格の一つです。
当社では、技術、営業を問わず取得しており、全社員が嗅覚測定に関する試料採取から測定までを専門的に行うことができます。
なお、国内では環境省の指定機関として臭気判定士に関わる指定事務と試験実施を行っているのは、公益社団法人におい・かおり環境協会です。より詳しい臭気判定士についての情報は、公益社団法人におい・かおり環境協会のウェブサイトを参照してください。
時代とともに臭気に対する意識が高まってきています。法律や条例の制定・改正により、各自治体や民間企業なども悪臭対策に取り組んでいます。
下水処理場や清掃工場など大規模な施設や工場からの悪臭の問題が大多数でしたが、近年は飲食店からの調理臭など、以前は問題とされなかったような臭気が悪臭問題として取り上げられることが多くなっています。
においの問題はまだまだ多く残されているのが現状です。だから今、においに関する確かな知識と技術を持った専門家である臭気判定士が必要とされているのです。