2022/02/02
第117回近江兄弟社創立記念式において、近江兄弟社グループSDGs宣言を発表しました。
創立者W.M.ヴォーリズは、すべての人に平等で共に生きる社会を目指して20年先を見た7つのビジョンを描き、差別問題の解消、外国人との協働、幼児教育・女子教育の向上、生活習慣の改善、結核療養所の開設といった活動から近江兄弟社の事業を展開しました。同じように「持続可能な開発のための2030アジェンダ」は、2030年をターゲットに17の目標が掲げられ、すべての人が、自分らしく、よく生きる社会を目指しています。私たちは、ヴォーリズ精神にSDGsの思想を重ね合せ、隣人愛の実践を続けてまいります。
近江兄弟社 × SDGs宣言
創立者ウィリアム・メレル・ヴォーリズは、
『愛と平和に満ちた共に生きる社会』を求めました。
キリストの精神に立ち、文化や風習、健康の向上を目指し、
国や地域を越えた多様な人々が協働する活動は、
使い手の健康を考えた快適で能率的な建物の設計、
結核の根絶と病客の心のケアを目指す医療、
健やかな肌づくりに貢献する製薬、
多様な学びと豊かな育ちを保障する教育・保育、
快適なにおい環境の創造を目指す環境事業、
高齢者・障がい児者のQOLの向上を支援する介護福祉事業、
これらの社会事業を展開する団体になりました。
ヴォーリズが描いた近江兄弟社という設計図は、
一世紀を越えて、社会課題の解決を見据えています。
この先も、ヴォーリズの精神を継承し、
隣人愛の実践を続けることが近江兄弟社のSDGsです。